有機野菜と無農薬野菜の違いは?|これからの野菜の選び方
【野菜のを選ぶとき何を見て選びますか?】
健康ブームの今、有機野菜(オーガニック)や無農薬といった言葉をよく耳にしたり、スーパマーケットでも見かけるようになってきました。
では、野菜を買う時、オーガニックと無農薬、または通常の野菜と、どのように選んでますか?
何となくで選んでいる野菜も、選ぶ理由が分かるときっと迷わなくなりますよね。
1.まず有機野菜と無農薬とは?
オーガニックとは、何かというと、簡単には農薬や化学肥料を使わず、2年以上たった土で育てた環境にも配慮した栽培方法です。
では、無農薬野菜とは何が違うのでしょうか?
有機野菜は2年以上農薬や化学肥料や肥料を使わずに育てた栽培方法に対して、無農薬野菜は、生産期間中に農薬を使わずに育てたのもです。無農薬とは言え、土に農薬が残っていたり、隣接する畑からの飛散してくることも考えられます。
有機野菜と無農薬野菜の大きく違うとこのは、”土”にあります。
2.では野菜ができるまでの行程は同じ?
野菜ができる始めの行程にはまず、種まきがあります。
この種が今大きく変化していることをご存知でしょうか?
昭和30年頃までは、固定種と言って、一番よくできた野菜の種から種を採り、という作業を繰り返し、長い年月をかけて品種改良してきました。
それが今では、F1種と言って人為的に作られた1代限りの雑種が市場で全盛を誇っています。
これは、成長が早く、形の良い、色の濃い野菜で、スーパーマーケットに行けば、綺麗な野菜としてみんなが買って行ってくれるものです。
また遺伝子組み換えなどのGM種などもあるので、私たちが知らずに食べている野菜も安心して食べ続けていられなくなってきます。
そんな中、固定種やオーガニック、また自然栽培といった、有機栽培よりもさらに厳選された昔ながらの栽培方法もあります。
3.自然栽培とはどんな野菜?
普段私たちが買っている形のいい野菜たちは、冷蔵庫やキッチンに置いてそのままにしておくと、どうなるか知っていますか? 忘れっぽい私は、冷蔵庫の奥で忘れかけた頃にドロドロに溶けてしまっている姿を見たことがあります。それは腐敗して水になってしまう野菜です。ところが、自然栽培で育った野菜はそのまま放置して時間が経っても発酵して形が残っているのです。今から7〜8年前に実際にこの実験を見てとても驚きました。
これは、腸内環境と同じ、発酵する野菜です。どちらを私たちの健康を守ってくれるのでしょう。
答えは明確ですよね。早くそんな野菜がもっと身近に買える、もしくは作れるようになったら素敵ですね。
そんな世界を目指して励んでいる農家さんが今少しずつ増えています。
最後に
野菜選び、私たちの健康にとってとても大きな事ですよね。
- まず有機野菜と無農薬とは?
- では野菜ができるまでの行程は同じ?
- 自然栽培とはどんな野菜?
全てを変えるのは難しいですが、「自然栽培」という栽培方法を頭の片隅に入れておくと、きっといいものが見つかるはず。。♪